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今月のインタビュー「この人に聞く」

エコな取り組み

第5回 エコルーフ研究会 代表:樋口 静克様

今回お話を伺った樋口様は株式会社カノウヤの三代目社長でもあります。
元々は屋根工事の専門店だったカノウヤさんですが、
新たに太陽光発電事業部住宅事業部を立ち上げられた樋口社長。

エコルーフ研究会にて代表も務められていると聞き、
一体どんな活動をされているのか、教えていただきました。

エコルーフ研究会とは?

エコルーフ研究会とは、全国の屋根屋さんが会員ですよね? 具体的にどんな組織なのでしょうか?

エコルーフ研究会は当初全国の屋根屋さん、その中でもNPO法人ルーフ21のメンバーを中心とした研究会でスタートしました。 屋根を通して、環境貢献活動ができる太陽光発電や、住宅の長寿命化を図る事が出来る耐久性の高い屋根材を広く提案してゆこうと考えました。 しかし現在、工務店さん、電気工事店さんの一部でもこの考えに共感して頂いて研究会会員として活動を始めています。

設立のきっかけについて

5年前に設立と伺いましたが設立のきっかけは何でしょうか?

はい。NPO法人の設立は5年前です。私も理事として設立に参加していました。 屋根業界では、既存の財団法人や連合会があったのですが、いかんせん組織が大きくなりすぎていて、私たちが理想に思う様な活動が出来なくなっていました。 新しい考え方で、屋根壁外装に取り組もうと考え起こした組織が、NPO法人ルーフ21です。

私が代表を務めるエコルーフ研究会は本格活動開始は、今年からです。 私が太陽光発電の事業に取り組んだのが、2000年でした。 それまで学んでいたDRM(ダイレクトレスポンスマーケッティング)を太陽光事業に応用しながら、事業として立ち上げました。 そのころ一般的であった、テレアポや多数の営業マンを動かしながら契約を取って行くと言ったやり方を一切しない広告宣伝方法を試行錯誤してきました。 最初は、なかなか結果が出なかったのですが、時代の後押しもありまして、今では順調に推移してきています。 一昨年からの世界同時不況の影響で、屋根業界も大きな影響を受けています。 その状況を見て、私の会社がお世話になってきた屋根業界に何らかの恩返しが出来ればいい・・と思ったのがきっかけであったと思います。 それまでにやって来て、うまくいかなかったこと、うまくいったことを書きためて来ていましたので、その内容をテキスト本にまとめました。 また、お客様に分かりやすい提案書の作成プログラムも、皆さんに使ってもらいやすいように作りました。

太陽光発電の事業の立ち上げをお手伝い

設立後、主にどんな活動をされているのですか?

はい、会員に加盟してもらった会員企業さんの太陽光発電の事業の立ち上げをお手伝いしています。 まずは、施工できるための研修会の参加や提案書の作成の仕方を指導します。 その間、研究会会員として利用できるガイドブックや資料を作成しておきます。 その後、会員さん独自のチラシを作成します。印刷は提携している企画会社で作成・印刷・折込会社送付まで行います。 第一回目に配布するエリアを選考し、折り込みます。 その中で反応の合った方に、準備したガイドブックや資料を送付し、ご興味の持たれた方に、設置のお手伝いをする、と言う活動です。

新規事業としての太陽光発電に興味はあるけれど、なにから手をつけたらいいのか分からないと言う方に、スムーズに事業を立ち上げるための支援をしています。 その支援活動を通して、太陽光発電を設置される方が増え、地球環境も保全されてゆくのであれば、これが理想と考えたわけです

太陽光発電にまつわることというと 樋口社長が講師を務められた、マーケッティングについてや、
技術的なことなどについてでしょうか?

そうですね。一つの事業を立ち上げるためには、順序良く解決しなければならない事が沢山あります。
また、太陽光発電や住宅など購買単価が高くなるとそのステップがより複雑になってきます。
現在の屋根工事店の方々は、2代目、3代目の方が多くなって来ていますので、事業立ち上げ時の苦労を経験している方が少なくなって来ているんですね。
その方々に、分かりやすく、順番を整理してお伝えしています。
まずは、集客をどのような方法でやるのかを考える事が第一です。
その後、受注が取れた後の工事に関しては、私の会社でフォローしていますので、技術的な部分は、順次指導しています。

確か、大学の先生を招いて、勉強会を開催していると 伺ったこともあるような・・・

はい、NPO法人ルーフ21では、名古屋工業大学の宮野教授を招いて、屋根の通気や遮熱の工法を勉強しています。
この工法は、建物を長持ちさせるだけでなく、住まう人も快適な環境になります。
現在の私の会社で建てている住宅には、この工法を世界初で取り入れています。

研究会を実際に立ち上げられて

研究会を立ち上げられて、会員の方々や 屋根業界全体で変化はありましたか?

はい、おかげさまで、昨日まで太陽光発電を見た事も触った事もない方が、私の研究会に入会し、太陽光発電の集客や営業方法を学んで活動を始めた事で、多くの方から契約を頂く事が出来る様になって来ています。
また、NPO法人ルーフ21としても、太陽光発電の工事に取り組む全国ネットを設立しました。

今後の展開について

エコルーフ研究会の今後の展開について、夢や具体的な目標などはございますか?

はい、現在は、まだ12社ですが、この研究会のネットワークを全国各地に広げて行こうと思っています。
太陽光発電は今後伸びる産業ですので、ほかの業界の参入が激しくなってきます。
昨日まで、蒲団を売っていたけれど、儲かりそうだから、太陽光を売って行こう!では、その後のトラブルが心配されます。
私たちの考えは、この太陽光発電は建築業界で扱って行くものだと思っています。
建築業界で私たちの理念をに共感して頂ける方が、いらっしゃったら、いつでも歓迎いたします。
また、会員オリジナルで使う事が出来るホームページも現在「夢彩図さん」で作成してもらっていますので、期待しています。

最後に、これだけは言っておきたいといったことはございますか?

そうですね、私の考えは、数年後、お客様・会員さん・社員さんのすべての方から、「樋口さんと知り合えて本当によかった!」と言って頂けるようになりたいと思っています。
そのために、これからも頑張って行こうと思っています。

お忙しい中、丁寧に答えてくださって、ありがとうございました。

 

聞き手:WEBデザイン夢彩図 小野貴子

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